(ジャカルタ 歩く会)に参加してきました。
月に一度、ジャカルタ近郊を歩くこの会、
治安の面から、なかなか歩くことの少ないこちらでの暮らしの中で
楽しみの一つとなっています。
今回は、ジャカルタから高速道路に乗って40分ほどの所にある
スンツールという町を歩きました。
コースは、シンコン畑(日本ではタロイモと言った方がなじみがありますね)を
かき分けかき分け進み、時折川越え、細ーいあぜ道綱渡りといった
ワイルドなもの。
しかしコース自体よりも、問題は朝方降った雨でした。
ぬかるんだ地面に足をとられて滑ってしまうので要注意です。
しかも、こちらの土は赤い粘土質のものなので
歩くにつれ、スニーカーの底が雪だるま式に膨れ上がります。
まるで、エクササイズの重しのように
スニーカーの底は大きく大きく、重く重く育っていくのです。
Aduh!
何度かすってんべしゃりをしつつも
見晴らしがよく風の吹き抜ける田畑に囲まれると、
思い切り深呼吸し
棚田の広がる光景には、
やはり同じお米を食するアジアの民として
心が和みました。
今回も、入念な下調べとコースづくりをしてくださった
会の方々に感謝です。
そして付け加えると、今回の歩く会は参加費のすべてを
日本の震災への寄付にするという企画で開催されました。
この企画のもと、いつも以上にたくさんの参加者(76名)が集まりました。
このような企画が、インドネシアからでもできることをしたいという思いで、
さまざまに企画されています。
困難の中にいらっしゃる方たちにとって
微々たるものに過ぎませんが、
小さな光の一部になればと願います。