「(A)って刺繍を入れたいんだけど。」と言うと
差し出した布に下書きもなく、
ダダダダダ~ッと
華麗な(A)をミシンで描いてくれたすご腕の持ち主。
こういう刺繍って、てっきりミシンに字体がプログラムされている
とばかり思っていたわたしは目を見張るばかり。
昨晩、新しい年を迎えたことだし
台所まわりの布ものを新調しようと思いついた。
お手拭きと、お皿拭き。
コレと決めた素材やメーカーのものはなく、
使いやすいベストワンを模索中の身。
今回は、ジャカルタで日本よりもお手軽に手に入る
リネンを試すことにしました。
布市場に行って、肌触り、吸水性のよさそうなリネンを購入。
そして、そのまま同じ市場内の
縫い子さんコーナーへ。
カットしたクロスを紺色とこげ茶色の糸で縁取ってもらいました。
おお、いい感じ。
ワンポイントなぞも入れてみたくなったぞ。
「刺繍できる?」と聞くと、
「向かいの人ができるわよ~。」と
お向かいさんを紹介してくれたのが、文頭の彼。
こんな感じに仕上がりました。
すご腕の彼、
思わず「Bagus!!(すんごーい!!)」と手を叩いたのに
気を良くしたのか、2回目の(A)はくるんとした部分が
前回よりもやや盛られています〔笑)
←右のAが初回、左が2回目のもの
ついでに穴の開いたgym bagも修理してもらったりして、
気づけば今日はたっぷり半日
布市場を楽しんでいました。
さっそく台所に掛けてみたクロスたち。
今年も、笑顔で食卓を囲めるようなおかずを作ろう。
家族が健康でいられますように。
美味しいパンが、作れますように。