夫がインドネシアに出張して10日余り。
「家事が減って楽ちん~♪」と思ったのも最初の数日で、
残りの日々、ずいぶん淡々と過ごしています。
毎朝パンをこねて、一次発酵させている間に
ヨガクラスに参加し、帰ってきてパン焼き。
夕方、その日のパンの出来具合で(ひとり反省会)、な日々です。
今日はそんな淡々とした日々の中、
楽しみにしていた映画の上映会に行ってきました。
「地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第一番」
映画を見ながら、ある出来事を思い出していました。
実は去年の11月に1週間ほど入院をしたのですが、
その時、病室から見えるいちょうの木に、どれだけ勇気づけられ、
支えてもらったかということ。
ちょうど紅葉の時期で、黄金に光り輝くいちょうの葉を
ベットの中で朝から夕まで、眺めたものです。
何も言わずとも、大きく根を下ろしたそのいちょうの存在そのものが
不安な気持ちや、体調の悪さに寄り添ってくれて、
どれだけ助けられたか知れません。
すこし歩けるようになって、
その木の根元に立つことのできた時に感じた、
喜びや親密さと言ったら・・・。
完全に、気持ちが通じ合っているように感じたものです。
木々や自然のものは、変わらずただそこに存在しているだけなのに
こちらの感情やコンディションによって
親密に感じることもあれば
まるでないもののように無視してしまったり、破壊すらします。
実際、元気になった後は
日常で、自然とこんなに親密な気持ちになること、なれるということを
忘れてしまっていました。
勝手なものです。
こんなにも、美しくて優しく、存在しているのに。
映画では、人間は地球、さらに宇宙の一部分であること
(一部分にすぎないこと)を語っています。
登場する人々は、地球の未来を前向きに楽観視していることも
印象的でした。
「人間はもう、気付き始めているよ。」と。
自分として、何からアプローチしようか・・・。
まずは、土に触れるところから始めてみようと思っています。
来月から、自然農を学びます。